古い油はどう処分する?大量の油を上手に捨てる方法


古い油処分方法

「揚げる」「いためる」など、あらゆる料理で油は必要不可欠です。便利な一方で、ギフトとしてもらうことの多い油は家庭によっては余ってしまうこともよくあります。腐らず長持ちするイメージのある油ですが、油の使用日期限や賞味期限は想像以上に短いのです。未使用のまま賞味期限切れになってしまった油など、油を大量に処分するというのは大きな問題になります。料理に使用した油や、賞味期限切れの油の捨て方について詳しくご紹介しましょう。

  1. 油はいつ捨てる?
  2. 油の劣化の目安とは?
  3. 未使用油の賞味期限とは?
  4. 油の上手な処分方法
  5. 食用油を捨てるには?
  6. まとめ

1.油はいつ捨てる?

油の捨て頃

特に油の使用量が多い揚げ物では“油を複数回使う”ということも珍しくはありません。では、揚げ物油は何回使えるものなのでしょうか?揚げ物の油は3~4回は使えるというのが油を製造・販売するメーカーの見解です。新しい油を加えながら使うことで、さらに油が長持ちします。油は酸化することで味や風味が悪くなるので、あまり何度も使えません。食用油は開封しただけでも徐々に感化するので、早く使うように心がけましょう。開封した油は、開封後1~2か月が使用の目安になります。

2.油の劣化の目安とは?

油の劣化の目安

2-1.不快なにおい

揚げ物に使用する油の劣化は見た目では判断できません。しかし、劣化した油は独特のにおいがあるため、不快なにおいを感じた場合には廃棄を検討しましょう。

2-2.細かい泡

繰り返し使った油に細かい泡が発生するのは劣化のサインです。なかなか消えない泡が発生する場合には、使用を控えましょう。

2-3.油に粘りがでる

古い油や劣化した油は温度が下がると、粘りがでることがあります。油に粘りがでるのは油が劣化している証拠です。

3.未使用油の賞味期限とは?

未使用油の賞味期限

油は未使用でも劣化が進みます。食用油の賞味期限は“製造から1年”が目安です。賞味期限は容器によって異なり、一般的なプラスチック製の容器で販売している油は1年が目安になります。未使用油に賞味期限の原因であれ油の劣化についてご紹介しましょう。

3-1.酸素による劣化

油の劣化の大きな原因の一つは“酸化”です。酸素によって油が酸化することで味や風味が落ちます。プラスチック容器は酸素を透過するため、ほかの包装容器よりも賞味期限が早です。油の劣化は開封後に非常に早く進むので、開封後や早めに使用しましょう。

3-2.光による劣化

油は光によっても劣化します。酸素による劣化よりも、光による劣化の方が早く進むため油を保管する場合には、暗所に保管しましょう。開封済みの油でもできる限り光を避けて保管することで、光による劣化を防ぐことができます。“油は光に弱い”ということを意識して油を使うことように心がけましょう。

3-3.温度による劣化

油は温度の変化によっても劣化します。室温の変化でも、油の劣化は進んでしまう可能性があるので保管場所には注意が必要です。温度や湿度の変化が少ない暗所で保管するというのが油の最適な保管場所になります。賞味期限の切れていない油であっても保存状態によっては、劣化が進んでしまうのです。長期保管をしている油を使用する場合には、賞味期限に加えて保管状況を確認しましょう。

4.油の上手な処分方法

油をせっけんにリサイクル

4-1.少量の油の処分方法

使用済みの油やミニボトルサイズの未使用油など、200ml以下の油を処分する方法についてご紹介しましょう。

4-1-1.ビニール袋と新聞紙を使った処分方法

新聞紙を丸めてビニール袋に入れ、その中に油を入れることで“燃えるゴミ”として油を処分できます。熱い油は危険なので、使い終わった油は冷ました後に処理をしましょう。油を効率的に吸収するために“新聞を短冊状に切る”などの方法もあります。油もれを防ぐためにも、ビニール袋は2重にするのが上手な処分方法のポイントです。

4-1-2.牛乳パックと新聞紙を使用した処分方法

飲み終わった牛乳パックと新聞を使って、簡単に油処理ボックスを制作可能です。牛乳パックの口を広げて筒形にして、その中に丸めた新聞紙を詰めるだけで油処理ボックスが完成します。牛乳パック一本に対して新聞紙2枚を入れるようにしましょう。

4-1-3.小麦粉を使用した処分方法

賞味期限切れの小麦粉がある場合には、油凝固剤の代用になるのです。油を使用したフライパンやナベに適量の小麦粉を入れるだけで、油が固まります。ベタベタ汚れもなく、キレイに油を固めることができる油処理の方法です。

4-2.大量の油の処分方法

500mlを超える大量の油を処理するというのは非常に大変です。“新聞紙などに染み込ませる”“小麦粉や凝固剤で固める”という方法も、500mlが限界になります。大量の油を処分する方法についてご紹介しましょう。

4-2-1.自治体による油の回収

自治体によって、油の回収をしている地域もあります。食用油は肥料などにリサイクルできるため、自治体によっては無料で回収しているのです。自治体による回収は家庭からでる油だけが対象になります。

4-2-3.業者による回収

食用油は、リサイクル可能な資源であり、多くの企業が回収しています。資源であるため無料回収をおこなう業者も多いので、業者に依頼するのも一つの方法です。

4-3.油をせっけんにリサイクルしてみよう!

油はせっけんを作るための材料にもなります。材料は“水”“水酸化ナトリウム”“食用油”“容器”だけで作成が可能です。使用する材料はシンプルなのですが、手作りせっけんは非常に奥の深い趣味になります。作り方のコツなどの情報も数多くあるので、ホームページなどを参考に手作りせっけんを作ってみるのもよいでしょう。手作りせっけん教室などの活動を自治体で行っているケースもあります。自治体の広報などで“手作りせっけん教室”が開催していないかを調べてみるのもよいでしょう。

5.食用油を捨てるには?

食用油のペットボトルの捨て方

5-1.食用油のペットボトルはどうやって捨てる?

食用油の容器としてペットボトルを使用している商品も珍しくはありません。食用油のペットボトルの多くは“その他のブラスチック容器”として分別します。素材がペットボトルでも、油の容器はリサイクルが難しいため、リサイクル対象にはなりません。ペットボトルとして回収する容器には「PETマーク」、その他のプラスチック容器に区別する容器には「プラマーク」がついています。油の容器は「プラマーク」が付いているため、自治体によって「可燃ゴミ」または「不燃ゴミ」としてだすようにしましょう。

5-2.新聞に染み込んだ油や固めた油は何ゴミ?

新聞紙や小麦粉、凝固剤などで処理した油は“燃えるゴミ”に分別して処分します。燃えるゴミとしてだす場合には、油が染みだす、または漏れだす心配がないように注意が必要です。ビニール袋を使用した場合には、袋を2重にして対応、牛乳パックの場合にはパックの口を粘着テープでしっかり止めましましょう。

まとめ

古い油の処分まとめ

油はあまり変化しないイメージがありますが、通常の食品と同様に使用期限や賞味期限があります。劣化した油は風味も悪く、食材の味を損なう恐れもあるので注意が必要です。未開封の油は賞味期限前に使用し、開封後は早めに使用するなど、通常の食材や調味料同様に取り扱いましょう。劣化した食用油は食材に悪影響を与えるほかにも、健康トラブルの可能性もあるのです。油は必要な分だけを購入して、購入後は早めに使うのが油の劣化に対する有効な対策といえます。また、賞味期限切れの油など大量の油を処分する場合には、油の回収サービスを利用しましょう。油の回収は、自治体や企業など幅広くおこなっています。再利用可能な資源として再利用することもエコに貢献するための方法なのです。


365日年中無休即日対応もOK相場より20〜50%も安い格安不用品片付けサービス