空き家にある不用品の片付け・掃除の方法を5つの項目で専門家が解説


空き家は日本全土に多数存在します。親が他界し、突然実家の所有者が自分になったという方も多いことでしょう。年々増えつつある空き家ですが、放置してはいけません。
人が住まない住居はさまざまなトラブル・リスクにさらされています。そこで、今回は空き家の片付け・掃除の仕方と必要性を5つの項目でまとめてみました。初心者にもわかりやすく1から解説しますので、今現在空き家の扱いに困っている方は必見です。

  1. 空き家問題とは?
  2. 空き家への対応策
  3. 空き家と遺品整理
  4. 空き家の片付け方
  5. 空き家を片付ける業者の選び方
  6. 空き家の片付けにかかわるよくある質問
  7. まとめ

記事の情報を押さえれば、1か月以内に空き家を片付けることが可能です。早ければ今週中にもきれいさっぱり掃除することができます。空き家はそのまま放置していても徳はありません。適切な方法で早めに取りかかりましょう。

1.空き家問題とは?

最初の項では空き家問題の定義をお伝えします。基本情報を押さえたうえで、片付け・掃除の仕方を学びましょう。

1-1.深刻化する空き家問題

総務省の調査によれば平成25年で空き家は820万戸存在し、年々増加傾向にあります。
空き家の種類は主に、

  • 二次的住宅(住んでいる家とは別に利用している)
  • 賃貸用住宅(借りる人がいない)
  • 売却用住宅(購入する人がいない)
  • その他(用途不明か所有者が転勤・入院、または介護施設に入所している)

上記の4種類で分別でき、近年増えつつあるのは用途不明の「その他」です。また、人口は減少しているのに世帯数は増加しているため、空き家問題が深刻になるのは今よりも将来だといわれています。

1-2.空き家問題の背景

空き家問題に端を発している人口の減少ですが、少子高齢化である近年、介護施設に移る高齢者が増えています。家に住人がいなくなるわけですから、この高齢者の動きが空き家増加につながっていることはいうまでもないでしょう。現在、65才以上の人口は21%です。2025年には団塊世代が75才となり、高齢化は最も深刻になると予想されています。

1-3.なぜ発生するのか

住居が空き家になる経緯をさかのぼると発生原因は判然とします。まず空き家の定義である“住む人がいない”ということの根本的原因は人口の減少です。一体なぜ人口が減少しているのでしょうか。主な理由に、都市部に集中した雇用を挙げられます。働き手である若者が通勤を考慮して都市部へと流れれば、必然的に人口は減るでしょう。
そして、前述しましたが現在は少子高齢化の社会です。
世帯主が亡くなった、あるいは介護施設に入所したとき、家を継ぐ者がいなければ住居はその場に残ります。また、たとえ家を売りに出しても、大体の人は、耐震にも優れた新しくてきれいな住居を好むでしょう。中古住宅も需要はありますが、不動産会社側からしても新居の方が利益はあります。さらに、近年の風潮である核家族化に伴って世帯数が増え、新居のニーズも高まり、主を失った古い家は次から次へと空き家になってしまうのです。

ここで、「新しい家が建つのに、人のいない家はなくならない」という年々空き家を増やすシンプルかつ大きな原因が明らかになります。それでは、なぜ古い家がなくならないのでしょうか。この問題には原因が3つあり、

  • 人の想い(住み慣れた住居を解体することへのためらい)
  • 経済的な理由(住宅がない土地は固定資産税が最大4.2倍に上がる)
  • 法律的な理由(建築基準法の前に建てられた古い家は再建築が認められない場合もある)

といった事柄が挙げられます。単に人がいないから空き家になるのではなく、家が放置される理由にはさまざまな素因が絡んでいるのです。

1-4.空き家問題から派生するさまざまな困りごと

空き家問題で最初に浮上するのは、地震発生の際、倒壊して避難経路をふさいでしまわないかという懸念です。古い木材は良く燃えるので、空き家が木造だった場合、地震で火災が発生すれば近隣住居に燃え移る可能性は極めて高いでしょう。
また、空き家は人が住んでいないことが遠目にも判然とします。ごみの不法投棄や、犯罪集団・ホームレスのたまり場となる可能性を否定できません。そのほか、

  • 街の景観を損なう
  • 屋根や外壁がはがれ落ちてくる
  • 門や塀が老朽化して崩れてくる
  • 不衛生であるため、害獣や害虫の温床となる
  • 管理されていない植栽が道路に迫(せ)り出してくる

といった問題事も発生します。空き家とはいえ私有地ですから、常識ある人は立ち入りません。ですから、人の目が届きにくいわけです。こうした事情から、しばしば犯罪が起こりやすい傾向にあります。空き家が放火されたというニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

2.空き家への対応策

空き家問題の現状についても触れていきましょう。空き家問題がどれほど危険視されているのか、どのような対策がおこなわれているのか、この項で明らかとなります。

2-1.自治体の対応

平成27年5月26日に空き家対策特別措置法が施行され、現在、国土交通省によれば、空き家の管理について条例を定めている自治体は全国の6分の1に当たるとされます。
条例に違反した場合の具体的な対応として、

  • 管理の不十分な空き家への立ち入り調査
  • 空き家の所有者に安全対策を求める手続き

といった事柄が挙げられるでしょう。安全対策を促したにもかかわらず、改善の余地が見られない場合は強制撤去にも踏み切ります。

  1. 指導(解体および立木の伐採など、危険因子を取り除く助言をします)
  2. 勧告(特定空き家とし、固定資産税の特例対象から外されます)
  3. 命令(猶予期限付きで改善を迫ります)
  4. 強制対処(費用は所有者に請求されます)

指導に応じなければ1~4の段取りで厳しく律されます。「それだけ空き家問題は軽視できない」ということです。過去には空き家を火元とした放火事件で周辺住居が全焼した事例もあり、“危険な空き家”“リスク空き家”と称して、自治体も本腰上げて対応しています。
最近では“空き家バンク”という制度を耳にした方も多いのではないでしょうか? 自治体が若者の定住を促す、または空き家の増加を防止する制度として大々的に取り組んでいる活動です。空き家を所有する方の「売りたい」「貸したい」といった希望をかなえるべく、自治体のホームページで空き家の情報を公開しています。よろしければお住まいの地域で検索してみてください。「東京・空き家バンク」などと入力するとヒットします。
なお、現在は空き家の全把握には至っていません。そのため、課税に使用されている固定資産税の情報を、空き家の所有者を把握することに転用しようとする動きもあります。国も空き家問題に着目しているのです。空き家問題の対策を積極的におこなっている自治体には財政支援も検討しています。

2-2.法律上の問題

空き家問題には法律も絡んでいます。固定資産税です。土地を所有する者に課せられる固定資産税ですが、更地と建物があるとでは税率が異なります。特例対象といわれ、建物がある場合、固定資産税が最大6分の1まで優遇されるのです。
もうお気付きでしょうか。つまり、空き家を解体して更地に戻してしまうと、固定資産税が増すのです。最大4.2倍に増加し、毎年かかるものですから決して安くはありません。この制度がある以上、空き家が古くなっても、所有者はおいそれと解体しないでしょう。

2-3.周囲ができること

日本は地震大国であり、いつ空き家が倒壊し周囲に害を及ぼすかはわかりません。放火などの危険にも常にさらされています。そのため、近隣に空き家があるという方は、建物の損傷具合を見て、場合によっては自治体に問い合わせて対応を求めてください。自治体はそこが空き家であることに気付いていない可能性もあります。何か起きてから慌てるのではなく、事前に可能な限り危険因子を取り除いておきましょう。

  • 損傷した屋根や外壁が道に落ちている
  • 立木が道に迫り出していて危ない

という事柄は、発見しだい自治体に報告してください。現在すでに危険な状態である場合、自治体も可能な限り迅速に対応をしてくれるはずです。また、お子さんがいる家庭では、不用意に空き家へ近付かないように注意しておきましょう。

3.空き家と遺品整理

空き家問題について定義と現状を知ったところで、片付け・掃除の話に移ります。空き家にはどのような荷物が置かれているのでしょうか?

3-1.遺品整理問題

空き家問題の解決を滞らせている原因に故人の遺品が挙げられます。空き家に家財などが残っているケースは多く、ごみ屋敷のような様相を呈している場合もあるのです。親が他界し家を相続したものの、どう扱ったら良いのかわからない方に多いパターンとなります。家を売るにしても、貸すにしても、ものが残っていては先に進みません。ですが、思い入れのある遺品は簡単に片付けたり、処分したりできず、空き家が保管庫のようになってしまうのです。ものが置かれたままでは掃除もままなりません。

3-2.実家が空き家に?

実家が空き家になることは珍しくありません。子どもが親と離れて暮らしていると、親の死後、住む人がいない家は空き家となります。当然、実家を解体せずに残すのならば相続人が管理しなくてはいけません。電気は早々に契約を解除し、片付けも早急におこなわなくてはならないでしょう。冷蔵庫や備蓄倉庫に食べ物が残っていればゴキブリやネズミの温床と化します。下水管に水がなくなると蛇なども侵入してくるので大変危険です。行動は早めに起こさないとすべて後手に回ります。時間が経(た)つにつれて煩わしくなってしまい、空き家を掃除しないまま放置してしまうのです。

3-3.相談窓口がある!

空き家の管理方法に精通した人は少ないと思います。そんな方のために、空き家の相談窓口が用意されているのです。東京都都市整備局の相談窓口一覧をご覧ください。弁護士会や不動産協会が【相談内容】に記された相談に対応してくれます。
そのほか、遺品整理・ごみ回収の専門業者に問い合わせてみるのもおすすめです。「取りあえず相談」と前もって伝えておけば、営業を受ける心配もありません。現在の状況を伝え、すべて片付けるとなるといくらかかるのか聞いてみましょう。これからの計画を立てる参考になります。

4.空き家の片付け方

具体的な空き家の片付けに移ります。掃除するに必要なものから注意点まで、一般的な処分方法と併せての解説です。

4-1.空き家の掃除に必要なもの

前提として、空き家には電気が通っていません。そのため、掃除するにも掃除機や空気清浄機といった電化製品は使えないと覚えておきましょう。

  • 軍手
  • 脚立
  • ごみ袋
  • バケツ
  • ぞうきん
  • 室内用の靴
  • ほうき・ちり取り
  • 庭木を切るはさみ・のこぎり
  • 畳・フローリング用に使う粘着式のローラー(コロコロです)

掃除の際には、最低でも上記のものを用意しましょう。汚れても支障のない服装で行くと安心です。また、しばらく(半年ほど)放置してしまった場合はマスクを持っていくことも推奨します。住み着いたネズミのフンなどが乾燥し室内を浮遊している可能性もあり、吸い込むと体調を崩しかねません。

4-2.不用品の仕分け

燃えるごみ・燃えないごみでほそぼそとしたものも分別しますが、大きな不用品を早々に区別した方が効率は良いです。注意点として、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの4品目は家電リサイクル法でリサイクルが義務付けられています。そのほか、

  • 古紙
  • 金属ごみ
  • スプレー缶(カセットガスボンベなど)

といった資源ごみは自治体によって独自の収集方法を決めている場合もあるので、わからない方は安易に判断せず、役所に問い合わせるなどして確認してください。お住まいの地域で配布されているごみの分別カレンダーを参考にするのも良いでしょう。

4-3.仕分けの注意点

不用品を仕分けるとき、位牌(いはい)や仏壇は普通ごみとして捨ててはいけません。位牌には故人の魂が入っているので、処分するときは供養する必要があります。

  • 人形
  • ぬいぐるみ
  • 故人の収集品
  • 故人専用の家具
  • 故人の写真・手帳
  • 仏具・神棚(おまもりなど)
  • 故人あての手紙・年賀状
  • 故人が最後に使用した衣服・寝具
  • 故人の名前が記された表札・印鑑

上記の品は供養を検討する方が多い遺品です。遺品供養は人によって選ぶものが異なりますが、参考にしてみてください。供養は単に焼却処分するのではなく、お寺で焚(た)き上げをする、あるいは遺品整理業者にて読経をおこなってもらいます。
また、思い出の品は四十九日法要を機に処分する方が多いです。片付けるタイミングがわからないとき、参考にしてみてください。思い入れのある品なので簡単には片付けられないでしょう。「四十九日」という感じで基準を定めると、そこを心の区切りにできます。

4-4.不用品を回収する方法

4-4-1.地方自治体

燃える・燃えないごみなどの粗大ごみ以外でしたら、通常の分別に従って処分してください。粗大ごみの場合は事前に予約する必要があります。

  1. 自治体に連絡する(回収日時を予約)
  2. 粗大ごみ処理券をコンビニか郵便局で購入し、粗大ごみに添付する
  3. 予約日に指定場所へ粗大ごみを出しておく

上記の流れを踏み、粗大ごみは処分します。自治体ですので処分費は安価で済み、業者間とのトラブルもなく、片付けることが可能です。ただ、自治体は平日対応が基本だということを覚えておきましょう。年末年始などの繁盛期は予約も取りにくく、場合によっては1か月待つことも考えられます。そのため、掃除を急いでいる方には、自治体での片付けを推奨できません。

4-4-2.リサイクルショップ

遺品供養の必要がない不用品は売却という選択もあります。リサイクルショップは、

  • 出張買取(自宅に来てもらう)
  • 持込買取(直接お店に持ち込む)
  • 宅配買取(郵送で商品をお店に送る)

上記の3種類で査定・買取を受け付けているところがほとんどです。ホームページなどでお近くの店舗を探してみてください。お金が入る点が通常の有料処分との大きな違いです。ただ、すべて必ず買取してくれるわけではなく、中には断られてしまうものもあります。その場合、持ち帰る手間もありますし、処分の別案を考えなくてはいけません。

4-4-3.不用品回収業者

電話すれば早くて翌日に来てくれます。費用は自治体よりも高く付きますが、ごみの分別を自分でする必要がありません。不要な品物を片っ端から業者がトラックに積み込み、清算するだけとなります。供養を承っている業者もあるので、遺品供養を検討している方はお願いしてみても良いでしょう。不用品回収業者の利用は1回(荷物が多いと複数回にわたります)ですべて終わらせたい方に適した方法となります。ですが、料金が数万円~十数万円かかるということは念頭に置いておいてください。見積もりの段階で費用は要確認です。

4-5.空き家の安全確認

空き家を解体せずに残す場合、安全を確認する義務があります。仮に、台風や大雪で空き家が崩れ、飛散した建材でだれかを負傷させたら損害賠償を払わなくてはいけません。

  • 雨漏り(木を腐らせ、衛生を悪化させるので要注意です)
  • 塀・外壁・屋根のかわら(通行人に近い位置にあるため、必ず確認してください)
  • 防犯面(違法集団のたまり場やホームレスが住み着かないよう戸締まりはきちんとしましょう。ダミーですが、防犯カメラを設置している方もいます)

上記の点は最低限、気を付けるべき事柄です。

4-6.注意点

空き家で周辺住民に迷惑をかけないポイントとして、可能な限り、空き家だとバレないようにしてください。「人がいない」とわかれば、放火など犯罪の標的にされかねません。また、空き家だとバレないようにするということは、

  • 草刈りなど庭の手入れ
  • 建物の損傷を管理・修繕
  • 損傷した建築材にいち早く気付ける

といった人の手を加える必要があります。結果、建物を景観良くたもつことにつながりますので、ぜひ心がけてみてください。今は空き家の管理を代行する業者もいます。予算に都合が付く方は検討してみても良いでしょう。

5.空き家を片付ける業者の選び方

最後の項は、空き家を片付けてくれる業者の選び方を徹底解説です。メリット・料金・注意点など、回収業者を初めて利用する方に向けて情報をかみ砕いてお教えします。

5-1.プロに頼んだ方がいい場合

ひと家屋の不用品を丸々処分するのは、存外素人には難しいことです。できたとしても時間がかかります。ごみ屋敷化していた場合はひと月で終わらないでしょう。「何が大変か」というと主に分別です。家庭であまり捨てる機会のない冷蔵庫や机といった家具家電をはじめ、それぞれ材質・大きさが異なります。自治体によって「1辺が30cmを超える場合は粗大ごみ」などと決まりが定められており、遠方から来た方は役所に問い合わせるなどして確認しなくてはいけません。

5-2.プロに頼むメリット

第一にごみの分別が必要ありません。部屋の規模によっては1日で片付けることも可能でしょう。燃えるごみから粗大ごみまで迅速に搬出・処分し、室内の掃除も依頼できます。手間がかからず、時間を節約可能です。また、遺品整理・不用品回収業者では買取をおこなっているところも多く、価値のないものは捨て、そうでないものは売却することができます。なお、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は片付けに期日もあり、終わらないともうひと月ぶんの家賃を請求されるのが一般的です。けれど、業者を利用することで、残り少ない期限だとしても焦らずに進めることが可能となります。

5-3.業者選びのポイント

不用品回収業者は相当数がいるため、ぜひ複数社に見積もりを依頼してください。比較して相場を知り、そのうえで、値段交渉などを交えて業者を選んだ方がお得です。
また、プライバシーマークの有無も確認してください。プライバシーマークを取得している業者は、「あの家に○○が置いてあった」「金目のものが多かったから裕福な家庭だ」などと第三者に情報を漏らしません。選ぶときには参考にしてみてください。

5-4.業者に頼むときのコツ

オプションサービスが豊富なところにしましょう。業者はどこも同じサービスしかやっていないと思いがちです。しかし、確認してみると結構異なります。「PCデータ消去」「機密書類溶解処理」「キャンペーン期間割引」など、ホームページを見るとおよそ記載されていますので要チェックです。

5-5.料金設定

個別プランから定額パックを用意している業者が多いです。よろしければ弊社の料金表をご覧ください。不用品の量によって1万2000円~25万円の定額パックをお選びいただけます。また、吊(つ)り降ろし作業やエアコンの取り外しといった作業は、オプション料金として別途加算されるのでご注意ください。パック料金だけに気を取られていると、見積もりの段階で驚きかねません。

5-6.作業の流れ

  1. 電話・メールから無料見積もり(訪問日時・片付ける部屋の状況などをお聞きします)
  2. 見積金額の提示(ご納得いただければ契約成立です)
  3. 指定日時にご自宅を訪問します(買取品の査定・ごみの搬出をおこないます)
  4. ご精算

上記が空き家を片付ける一般的な流れです。遠方に住んでいる方のご依頼も承りますので、お気軽にお問い合わせください。また、作業はすべてスタッフがおこなうのでお手を煩わせることはありません。

5-7.こんな業者には注意!

「見積料金と実際の費用が違う」「清算の段階になって、追加料金を一気に加算された」という事例は実際に起こり、被害に遭った方がいます。要するに悪徳業者ですね。最近は手が込んでおり、作業は迅速で受け答えも丁寧な悪徳業者が増えています。ですが、基本的に特定の住所を持たないので、領収書と見積書をお願いして反応を見ましょう。住所が記載されていたら、インターネットの地図などで実際に検索してみるのも手です。
とはいえ、できるだけ、契約前に業者のことは調べましょう。インターネットで検索すれば口コミも載っている可能性があります。また、怪しいと思ったら消費者センターに相談してみてください。さまざまな被害例を知っているので、的確なアドバイスがもらえるはずです。

6.空き家の片付けにかかわるよくある質問

この項ではインターネットを介して寄せられるお問い合わせ内容をまとめてみました。
空き家の片付けについてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.遠方に住んでいるのですが、倒壊する危険がなければ、しばらく空き家は放っておいても大丈夫ですか?

A.放置はおすすめできません。人の手を離れた建物は予想以上に早く損傷していきます。もし老朽化した屋根や外壁が落ちてだれかをけがさせた場合、所有者は損害賠償を支払わなければいけません。管理は実質義務ですので、手に余るようでしたら片付け・解体処分を検討してください。

Q.位牌はいつでも処分できるの?

A.「この日でなくては仏教上好ましくない」ということはありません。いつでも供養は可能です。遺品供養の専門業者、またはお寺へ確認してください。

Q.荷物が多いけれど、遺品整理の見積もりって1日かかるの?

A.住居や部屋の大きさにもよりますが、見積もりだけでしたら10分~30分前後で終えることが可能です。1日かかることはありませんのでご安心ください。もちろん、その際にご相談があれば多少時間を延長してでもおうかがいします。

Q.回収できない不用品はあるのでしょうか?

A.基本的に不用品すべてを回収可能です。ただ、危険物や医療系廃棄物、動物の死がいといったものはお断りしています。そのほか、細かく挙げますと、ライター・マッチ・スプレー缶等の可燃物・液体・食品も回収不可能です。処分の仕方はアドバイスできますが、実際の処理はお客様自身にお願いしています。

Q.家の前にトラックを停(と)めるスペースがないと難しいですか?

A.台車を使って不用品の搬出・積み込みをおこなうので心配はいりません。ただ、あまりにも離れている場合は別途料金を請求する場合もあります。ぜひ一度ご相談ください。

7.まとめ

最後まで記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。空き家の片付け・掃除の方法について一気に解説してきましたが、いかがでしたか?
空き家問題は近年になってより注目を集めています。現在の住宅事情は需要と供給が逆転しており、対策ではなく、早急な対応が必要です。すでに動き出していますが、国・自治体が解決に総出を上げる日も近いことでしょう。今日この記事をお読みいただけたあなたも、ぜひ空き家の片付けを前向きに検討してみてください。数年と経たずに空き家は損傷していき、行政から通告を受けかねません。早めの対処がカギです。あとになって急(せ)かされながら取り組むよりも、余裕があるときに片付けてしまうことを強くおすすめします。


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