電気ポットの寿命は何年? 知って役立つ電気ポットの基礎知識!
昼食のカップラーメンや午後のティーブレイク。そんなときに、とても役立つのが電気ポット。毎日のように使っているという方も非常に多いことでしょう。
しかし、それゆえに寿命が気になるところですよね?
そこで、今回は電気ポットの寿命にまつわる情報をご紹介していきたいと思います。買い換えの際の選び方についても簡単に解説していますので、ぜひ最後まで落ち気合いくださいね!
目次
- 電気ポットの寿命
- 電気ポットの寿命が近いと思われる症状
- 電気ポットの処分方法
- 電気ポットの選び方
1.電気ポットの寿命
1-1.平均的な寿命は何年?
電気ポットと一口にいってもそのメーカーや産地はさまざま。そのため、ひとくくりにして明確な寿命というものはありません。たとえば中国製なら1年や2年で壊れることもあるでしょうし、日本製やドイツ製ならば10年以上もぴんぴんしているという場合もあるでしょう。
その上で、あえて寿命の平均を出すならば、5年程度といわれています。もっとも、これは使用頻度が高い方の統計なので、あまり使わなければもう少し伸びるでしょう。
参考までに覚えておいてくださいね。
1-2.性能から考える寿命
科学技術というのは日進月歩。数年前までは最新鋭の技術も、今となっては遅れた技術となっていることも珍しくはありません。
そのため、性能面でみた寿命というものが出てきてしまいます。つまり、壊れてはいないけれど性能的には能力が低く非効率である状態です。この状況が最も起きやすいのがパソコン関連ですが、電気ポットでも少なからずその影響があります。
性能面からみる寿命は5年~10年程度です。さすがに、10年も使えば新しいものに変えた方が良いでしょう。
1-3.寿命を延ばすために必要なこと
日本人といえばカップラーメンやコーヒーなどでお湯を使う方が非常に多いですよね。使用頻度が高いだけに、電気ポットには長く活躍してほしいと考えている方も多いことでしょう。
そこで、寿命を延ばすために行っておいてほしいのが『中を空にして電源を切っておく』というもの。便利なのでついつい24時間つけっぱなしということも珍しくありません。しかし、当然のことながら大きな負担がかかっています。使わないと判断したら、中の水を抜き、電源を切っておきましょう。
また、定期的に掃除をするのも怠ってはいけません。ポットないにカルキが蓄積して結晶化すると、それが給湯パイプを詰まらせることがあるからです。
最後に、やってはいけないこととして『熱湯をそそぐ』という行為があります。電気ポットは熱湯を保温しているんだから大丈夫だろう、と考える方が少なくありませんが、故障の大きな原因となるのです。
2.電気ポットの寿命が近いと思われる症状
2-1.沸騰しない
まず真っ先に挙げられる不具合といえば、沸騰しないというものでしょう。電気ポットで1番多い症状の一つですね。
故障の原因としては熱を出す部分の故障や温度を管理するセンサーの故障が考えられます。修理することもできますが、電気ポットがそれほど高いものではないため、修理してもあまりいいことはありません。ほかの電気ポットに買い換えるのが賢明でしょう。
2-2.電源が入らない
電源が入らないという不具合も、買い換えどきのサインです。コードの断線などいくつかの原因が考えられますが、いずれにせよ修理するほど高いものではありません。古くて性能の劣る製品を修理するぐらいなら、新しいものを購入しましょう。
2-3.ゴミが混じる
給湯パイプなどにカビやトリハロメタンなどの不純物がたまってしまっていることが原因です。しかし、自分で掃除するのも大変でしょう。寿命と考えれば、買い換えた方が賢明です。
3.電気ポットの処分方法
3-1.自治体による処分
電気ポットは家電製品なので特殊な処分方法が必要と思われがちですが、そんなことはありません。基本的にはどの自治体でも『不燃ゴミ』としての処分が可能です。
ただし、必ずしも当てはまるとは限りませんので、必ず自治体のホームページを確認しておきましょう。粗大ゴミとして捨てる必要がある際には、粗大ゴミシールを購入しなければなりません。
3-2.不用品回収業者による回収処分
電気ポットを処分する際に、ほかのものも一緒に処分したいものがある。そんなときには『不用品回収業者』が便利です。
普通、複数のものを自治体に回収してもらうとなると、それぞれの捨て方に分類する必要が出てきます。たとえば、電気ポットは不燃ゴミ。家具は粗大ゴミで、本は資源ゴミ……といったようにです。
これは手間がかかって面倒でしょう。しかし、不用品回収業者なら、一挙に引き受けてくれるというメリットがあります。これは、いくつも処分したいものがあるという方には非常に助かるサービスですよね。
また、自治体のように曜日で決まっているわけではなく、自分の都合が良い日時を指定できるのもメリットといえますね。ぜひ、依頼を検討してみてください。
4.電気ポットの選び方
4-1.容量から選ぶ
電気ポットの容量は一般的に2~4リットル程度です。職場で使う場合にはできるだけ容量が大きい方が良いですし、自宅で1人暮らしなら2リットルでも十分でしょう。
自分の生活環境を考えて選びましょう。
4-2.浄水機能の有無で選ぶ
一部の電気ポットにはセラミックフィルターなどのを使って浄水する機能があります。この機能を持つ電気ポットはカルキ臭やカビ臭を押さえ、トリハロメタンなどの不純物を大幅にカットすることができるのです。健康のためにも、ぜひ検討に入れたい機能といえますね。
4-3.再沸騰機能の有無で選ぶ
最沸騰機能も重要です。安い電気ポットにはついていませんが、やはりあるのとないのでは使いやすさが段違い。できる限りこの機能を持った製品を選んだ方が良いでしょう。
4-4.カルキ抜き機能の有無で選ぶ
最後はカルキ抜き機能の有無です。水道水には消毒のために塩素などの消毒成分が微量に含まれています。これが、独特のカルキ臭というものを生み出すのです。分からない方はプールの臭いを思い出すと良いでしょう。
カルキ臭が強いとお湯を使う際に不快なので、やはりカルキ抜きの機能は重要です。カルキ抜き機能があれば沸騰時のカルキ臭を大幅にカットすることができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は電気ポットの寿命にまつわる情報をご紹介しました。
- 電気ポットの寿命
- 電気ポットの寿命が近いと思われる症状
- 電気ポットの処分方法
- 電気ポットの選び方
電気ポットはコーヒーやカップラーメンが大好きな我々日本人には大きな味方です。それだけに、故障して使えなくなると困ってしまいます。しっかりと寿命を見極め、買い換えを行いましょう!